特定技能外国人ドライバー、受け入れの現場はいま ― 大型免許取得から自立運行へ

このたび、弊社BPLがご紹介・支援するインドネシア人特定技能ドライバーの受け入れについて、中部興産株式会社様が物流・運送業界の専門紙「物流ウィークリー」の取材を受け、その取り組みが紙面に掲載されました。

今回の取材では、同社が外国人ドライバーの受け入れを決断された背景をはじめ、入国後の免許取得や教育、実際の現場での受け入れ体制などについて紹介されています。

特定技能「自動車運送業」分野で外国人ドライバーの受け入れが本格的に始まるなか、採用した人材をどのように育成し、現場の戦力へとつなげていくのかは、多くの運送事業者にとって関心の高いテーマではないでしょうか。

同社に受け入れていただいたドライバーたちは、入国後の外免切替を経て、その後の免許取得・教育も着実に進んでいます。すでに大型免許を取得した人材もおり、現在は一人のドライバーとしての自立に向け、現場での経験を重ねながら段階的に稼働しています。

本記事では、「物流ウィークリー」に掲載された内容も一部ご紹介しながら、同社における外国人ドライバー受け入れの取り組みと、配属後の現在についてご紹介します。

目次

外国人ドライバー受け入れを決断した背景

物流ウィークリーの記事では、同社が特定技能外国人ドライバーの受け入れに至った背景について紹介されています。

物流業界では、ドライバー不足や高齢化が長年にわたる課題となっています。同社においても、将来を見据えた人材確保を進めるなかで、新たな選択肢の一つとして外国人ドライバーの採用を検討されました。

そこで採用されたのが、インドネシア人の特定技能ドライバーです。

単に人員を確保するだけではなく、日本の交通ルールや運送業務を学び、将来的に一人のドライバーとして自立して活躍できる人材を育てていくことを前提に、受け入れがスタートしました。

入国後は外免切替からスタート

外国人ドライバーが日本で実際にトラックを運転するためには、日本で有効な運転免許を取得する必要があります。

今回受け入れたドライバーについても、入国後はまず外国免許から日本免許への切り替え(外免切替)に取り組みました。

学科・技能の両面で日本の交通ルールを学びながら免許取得を進め、その後は同社の業務に必要となる上位免許の取得へとステップアップしています。

物流ウィークリーの記事でも、採用して終わりではなく、免許取得や教育を含めて外国人ドライバーを育成していく同社の取り組みが紹介されています。

受け入れ企業と外国人ドライバー、双方にとって初めての取り組み

特定技能「自動車運送業」は始まったばかりの制度です。

受け入れる企業側にとっても、来日する外国人ドライバーにとっても、実際の現場では初めて経験することが数多くあります。

免許取得はもちろん、日本の交通事情、業務上のルール、職場でのコミュニケーション、生活環境への適応など、一人前のドライバーとして自立するまでにはさまざまな段階があります。

そうした一つひとつの課題に向き合いながら、企業と外国人材がともに経験を積み重ねていくことも、外国人ドライバー受け入れの重要なプロセスです。

大型免許を取得し、自立したドライバーへ

中部興産様に配属されたインドネシア人ドライバー。2名が大型自動車免許を取得しました。

同社に配属されたインドネシア人ドライバーたちは、外免切替を終えた後、それぞれ次のステップへと進んでいます。

その中には、すでに大型自動車免許を取得した人材もおり、現在は実際の業務を経験しながら、一人で業務を担えるドライバーとしての自立に向けた育成が進められています。

免許を取得したからといって、すぐに一人で運行できるわけではありません。車両の扱い方や配送ルート、荷扱い、納品先での対応など、運送業務には免許取得だけでは身につかない多くの実務があります。

同社では、こうした実務を現場で一つずつ経験させながら、段階的に仕事を任せていく形で育成が進められています。

「免許取得」から「現場の戦力」へ

特定技能外国人ドライバーの受け入れにおいて、免許取得は大きな節目ではありますが、ゴールではありません。

日本の運送現場で安全に業務を遂行し、周囲とコミュニケーションを取りながら、自ら判断して仕事を進められるようになること。その段階まで育って初めて、企業にとって長期的な戦力になっていきます。

今回の同社の取り組みは、外国人ドライバーを「採用する」という段階から、「育成し、戦力化する」という次の段階へ進み始めた事例といえます。

BPLとしても、配属後の状況を継続的に確認しながら、同社と連携し、ドライバー一人ひとりが日本の物流現場で自立して活躍できるよう支援を続けてまいります。

外国人ドライバーの採用から、その先へ

特定技能外国人ドライバーの受け入れは、採用して終わりではありません。
入国、免許取得、現場教育を経て、一人のドライバーとして自立していくまでが重要です。

今回ご紹介した中部興産株式会社の事例も、その取り組みの一つです。

BPLでは、インドネシアでの人材募集・教育から、入国、免許取得、配属後の定着支援まで、外国人ドライバーの採用・育成を一貫してサポートしています。

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